
- 繁の近くに住んでいた
- リアル週2で喰っていた
- 気付けばハイボと名乗ってた
ハイボールマンの中にある、いくつかの”特別な店”。
初めてのボーナスで行った回らないお寿司屋さん、まだ赤ん坊だった娘と初めて二人きりで行ったラーメン屋さん、酔っ払った兄と2人でテーブル壊して翌日弁償しに行った某スナックなどなど。
今回紹介するのもそんな、トクベツ。
青森市筒井八ツ橋「らーめん工房 繁」。
かつて週2ペースで通い、そのほぼほぼで酸辣湯麺ばっかり喰って、気付いたらズボン入らなくなるだけ肥えたっていう、思い出の地。
聞けばなんと今月いっぱいで閉店らしく、、ってことで慌てて行ってきたッ!(ㆀ˘・з・˘)ウソッテイッテホシクッテ
らーめん工房 繁
店内外の雰囲気だとか

かつてこのすぐ近く住んでたハイボールマン、週2ペースで酸辣湯麺喰ってた男が今また再び来ましたよっと(((◞( ó㉨ò))◟
だからハイボがもと住んでたアパート近くで神社近くでカドッコの、そう、そこそこ

あの頃といっさい変わる事ない店内、そしてまったく衰え知らずのホールカッチャの機敏な動き


たぶん20年からずっと変わってない客席のレイアウト、この景色をよくよく目に焼き付けておかなきゃだっきゃ。゚(゚´Д`゚)゚。

卓上調味料はそのニッキニキひとつひとつが繁の時の積み重ね、彼らはまさに歴史の証人なのだ

無論、揃えられたコミックたちもそれなりの年季でニッキニキ

あと何度、今週の割引ラーメンが、なんて思ってまた涙ぐむハイボだの(>_>)

今どきコップ水運んできてくれるラーメン屋ってかなり希少、古き良き文化がまたひとつ青森から消えていく

けどランチタイムどきの店内喫煙文化はほんともう、ほんと、もう(⌒-⌒; )


繁といえばの無限ライスも時代の流れでラーメン注文者は一杯のみ、空白のウン十年マジ許すまじ(ㆀ˘・з・˘)

もはや懐かしさすら込み上げる繁オリジナルなお漬物

つまりこうなる

ラーメン待ってるハイボと同じ顔、とくにどこか蹴っ飛ばしたくなる危うい可愛さがすっごい似てる( ´∀`)
パワー・レッド(みそ)

ハイボールマン、これがたぶん繁でのラストオーダー「パワー・レッド(みそ) ¥950」


厳選した豚骨とエビ・ホタテ・他、数種類の海鮮素材からそれぞれの最高の旨味をじっくり引き出したという「海鮮豚骨スープ」、とはもちろん丸っとパクった本当の話

そこに背脂のコク(パワー)と辛味成分(レッド)を加えた繁渾身の一品


ちなみに、ヤサイマシだ!ヤサイマシマシだー!、とかの類とは一切の無関係ですのであしからず

こうしてる間にもホールカッチャとなじみ客達の閉店惜しむやりとりが、まだ腹しか泣いてないトッチャの涙を誘う(/ _ ; )
実食

強火でザッと炒められた野菜は食感良し風味良し、まさに熟練の美技

スープは辛さの中にダシの力強い甘みとコク、なにより背脂がパンチになってたまらない

合わせる麺は中太やや縮れの中華麺、

それが強いスープとピッタンコ、これ以上でもこれ以下でもダメって思わさる説得力


豚肉たっぷりも嬉しいけどキケラゲ入ってるとテンション上がるのはなんでだろうε-(´∀`; )


なんかもう米の一粒一粒が繁の味


で、こうなる

悩んだ味変は慣れ親しんだ繁のブラックペッパー( ̄^ ̄)ゞ

でも最後はやっぱり思い出の酸辣湯麺で〆たいなぁ、いやかなりお世話になった担々麺も食べたいなぁ

よし決めた、次はバラの花束抱えてまたこよう、んで毎週来てたあの頃には顔も家族構成も娘の成長過程も知ってたホールカッチャに渡してともに泣き笑おう

でもそんなん出来るハイボならずっともっと人生イージーモードだったべなぁ(´∀`;)

だから次もひっそりこっそりやってきて、そっと加齢ガマリだけ残して去ってこう

ってことでそれまで番犬頼むなぁ、たぶん夜なればワンワンって走り回ってると思うけどとにかく頼むなぁ(*´ω`*)
HRP:28 /35 point
HRP(Highballman’s Ramen Point)とは、
ハイボールマンが独自の視点でそのラーメンをポイント化したもの。
良い子も悪い大人も絶対に参考にしないでください。
スープ:☆☆☆☆☆☆★:6 ハンパねぐ感慨深い
麺 :☆☆☆☆☆★★:5 ハンパねぐちょんどいい
具材 :☆☆☆☆☆☆★:6 ハンパねぐ盛りも良い
雰囲気:☆☆☆☆☆★★:5 ハンパねぐただ寂しい
値段感:☆☆☆☆☆☆★:6 950円
サヨナラの代わりに
そんなわけで、今月いっぱいでの閉店が決定してしまった【らーめん工房 繁】。
何を隠そう、かつてこのすぐ近くに住んでリアル週2で通ってた、ハイボ史上屈指の思い出の店。
今もまぶたに残るスーラータンメンか、それとも3回に1回は頼んでた担々麺か、悩んだ末に選んだオーダー【パワー・レッド(みそ)】税込950円。
ベースは厳選した豚骨にエビやホタテ、数種類の海鮮素材からそれぞれの最高の旨味をじっくり引き出した「海鮮豚骨スープ」。
そこに背脂のコクと甘味、さらにジワっと汗かく辛味成分をオリジナルブレンド。
ひと口飲む毎に口からホゥッと漏れる、心優しいイケメンゴリラみたいな一杯。
麺は中太のやや縮れ、良くも悪くも変わらぬ懐かしさで一気呵成にススらさるちょんどよさ。
で、気付いた頃には汗ビッチョリ。
それでもいいの、だって繁との別れに涙なんて似合わないし、ハイボに出来ることといったら一生懸命に汗かくぐらい。
だからサヨナラなんて言わないもん。
きっといつかどこかでまた会う日まで、それまであー喰って汗噴くトッチャも居たなぁぐらいで、へばまんだなぁ、、
ごちそうさまでした(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
店舗情報
らーめん工房 繁(らーめんこうぼうはん)
所在地 | 〒030-0944 青森県青森市筒井八ツ橋10−1 |
---|---|
営業時間 | 11:00〜21:30 |
定休日 | 不定 |
オーダー | 口頭 |
支払方法 | 現金 |
駐車場 | あり |
備考 |
メニュー
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コメント
コメント一覧 (2件)
えっ閉めちゃうんですか
何十年もやってるようなお店がこの数年でどんどんなくなるの悲しいですね
たぶん思い入れある人も多い店だけにすっごい喪失感です(;´Д`)