一年のうちでもっとも日が短くなる日、冬至。
それは古来より本格的な冬の訪れを意味し、なぜか「ん」のつく食べ物が重宝されるという不思議な日。
にんじん、ぎんなん、れんこん、なんきん、きんかん、かんてん、などなど。
だけど困った、その中に昼から好んで食べたいものが一個もない。
ぐぬぬ、ぐぬぬ、ぐぬぬのぬ。
悩みに悩み、やがて一つの結論に至る。
ん?、割と「ん」のつくものって世に溢れてんじゃね?、、てかいっつも自然に喰ってんじゃね?、たとえばラーメンとかタンメンとかタンタンメンとかスーラータンメンとかクメチャンとか。
となればもはやハイボールマンに怖いものなど何ひとつ無い。
ラーメンにカツ丼まで付けちゃうWオーダーだって、今日のハイボは怖くはないっちゃもんッ!( ´艸`)
御食事処 千羽
千葉さんが営むから千羽っていう名前だったのね、ていうプチ情報が止まらないハイボールマンさんが来ましたよっと(❛ᴗ❛人)
日焼けムラの畳と予想以上に沈み込むソファベンチがその歴史を物語る
カウンターに座って厨房を動き回るオッカサンを眺めつつ喰うってのもまた一興(´-ω-`)
アンティーク代わりに置いてもたぶん違和感ない、ただし人は選ぶ(・x・)
「卵と出汁と鶏肉とご飯のカーニバル、さて何?」、たぶん日本人の正答率99.9%
パッと見た感じ味は濃そう、だけどグリーンピースがあるってことはきっと平和な未来であのそのえーっと(;´Д`)
久しぶりに見たぜ、ミリ単位の仕事ってやつを
肉も薄いが衣も薄い、まるで風呂上がりの栗原類
これは出汁の溶け込んだ卵飯なんだと思うことにした٩( ᐛ )
飯と具のバランスは体感4:1ぐらい
カツ丼から遅れること3分、税込500円の中華そば、見参(^з^)-☆
あぁ、こりゃ優しい味やぁ、白でも黒でもすぐコショー入れたくなるタイプのあの味やぁ)^o^(
麺量はそれほど感じない、つまり汁がわりの一杯としては最高
なんぼか黄色い縮れ麺にみる食堂ラーメン感、そうよ僕たちやっぱりこれが好き( ´艸`)
「麩はどう笑う?」「フフフ、的な?」「ブッブー、麩は笑ったりなんかせず、汁を吸って静かにそこに浮かぶだけですよーだ」「オメもう一生クイズとか出すな」「おっフ」
ふりかけた白コショーがまるで津軽に降る雪のよう、、って帰ったらまた雪やんねばなー、明日も明後日もしばらくずっと雪中心の生活だじゃなー(;´Д`A
ま、肉でも喰ってひとまず落ち着こう
ぐはっ、、スープの優しさに騙されたじゃ、、まさか想像の3倍くらいの塩加減チャーシューだったとはッ(;´д`)
次はイチかバチかカツ丼カツダブルで頼んでみよう、それで無理ならダダこねよう、、っていう迷惑行為ダメゼッタイ(°▽°)
千羽のメニュー
町のお食事処で出会ったのは燻し銀のお仕事っぷりでした
浪岡カッチャたちが口を揃えて言う。
「オラだっきゃやっぱり千羽のラーメン好ぎだぁ」
そう、この日ハイボールマンが現れたのは浪岡【御食事処 千羽】、目的はもちろん【中華そば¥500】そしてなぜかついでの【カツ丼¥650】。
あっさり飲みやすいスープは雪かきで冷えた身体を温めるに丁度よく、ハイボみたいにカツ丼と併せ喰うにも邪魔しない、旧き良き妻像な印象。
またハムカツ並のミリ単位の仕事が光るカツ丼は、ダシ強めのカタメ卵の仕上がりで、実家のカッチャの手作り感強め、つまり最高。
にしても、厨房にたつオッカサンのその動きの良さよ。
ホールに調理、会計や片付けに至るまでほぼ一人でチャチャっとこなすその姿、まさにいぶし銀。
もう一人のオッカチャンが出前なんかに出ちゃった日には、もはや何か降臨してんじゃないのな仕事っぷりで客サイドの度肝を抜くこと間違いなし。
なるほどこれだから町のお食事処巡りはおもしろい。
てことでハイボの奇跡探しはまだまだ続く、次はあそこのアレをば食べに行こう、、いや待てやっぱりアッチのソレをば食べなきゃね、、てなところでまた次回、、ごちそうさまでした(*´Д`*)
店舗情報
御食事処 千羽(おしょくじどころせんば)
営業時間:11:00〜14:00、16:00〜19:00
定休日:日曜
駐車場:店前4-5台
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