その日は、とてもとても寒い夜じゃった。
凍てつく空気、横殴りに吹き荒れる雪、凍る髪に眉毛にまつ毛に鼻毛、もはや体感温度−196℃の生き地獄。
県内あちこちで水道管被害が頻発する中、ここにひとりラーメン目指してハンドルを握る男の姿。
彼の名はハイボールマン、オール電化の請求額に涙が枯れ果てる未来しか見えない男。
男は言った。
「やらなきゃいけないことはある、だけど今はただ喰いに行く」
夕方の予定なんかもうチャチャッと切り上げちゃって、からの直帰、からの夜ラー、からの甘く芳しい桃色吐息。
、彼の名はハイボールマン、この令和の時代を生きる現役の5時からおじさん(ฮิ౪ฮิ)グロンサンヨリヤマモリダベナー
らーめんのぶ
とある大寒波のとある夜、セアブラニンニクの匂い嗅ぎつけたハイボールマンが藤崎らーめんのぶまで鼻水ススって来ましたよっと(*●⁰ꈊ⁰●)ノ
はじめまして豚中華さん、ハイボっす、呑んで帰って深夜のカップラ喰った次の朝早くからでもラーメン喰えるハイボっす(´*◞౪◟*`✿)
あっちゃこっちゃで水道凍ってる最中にラーメン喰いにくるホンツケナシだとか、、ってワーダゲダデバッ!(;´Д`)
ヤマモリを喰う、それはまず水で身体を清めるところから始まる
らーめん”のぶ”といえばラーメン・チャーハンのどっちにも使える万能の自家製コショー、あとでじっくり使ってやるからそこで一味くんと一緒に立ってなさい(*ꏿ⊿ꏿ)
心静かにただその時を待つ
豚中華[ヤサイマシアブラマシ]
昼夜通し営業のらーめんのぶで夜営業とかっていうのもアレだけど、とにかく17時から提供開始の数量限定「豚中華 ¥1,000」
ホイドタガリホンズナスオヤンズは呪文を唱えてたッ!、「ブタチューカヤサイマシアブラマシデオナシャッスゥッ!!」
んだんです、らーめんのぶの豚中華は無料コール対応だんです、つまり、
豚中華:¥1,000
ヤサイ増し:¥0
アブラ増し:¥0
ってことだんです(*✧×✧*)
タダのものならなんぼでも、そう育てられたハイボールマンが見たものは芳しい香りを放つコッテリでドッテリギットリした山でした(ॱ ॄॱ ๑)
山の裏側もまた豪華、左からキザミニンニクにシャリタマ、卵黄の三羽ガラスがあのそのえーっとえっと(;´∀`)
まずは増したアブラを絡めながらヤサイを頬張る、シャッキジャッキとした心地よい歯応え、鼻から抜ける甘いアブラの香りとフライドガーリックの耽美な香り、、つまりこれハイボールマンが好きなやづ
いつもは2mmぐらいの丸チャーシューを、1cmぐらいの厚切りにしてしかも2枚、、これはなんかのハーブっぽい香りも感じつつ食べれる最高の相棒
今までらーめんのぶで見たことのないタイプの自家製極太麺、きっとこの新メニューのために作り込んできたであろうその実力はボッキボキのグワガッシでンムッフゥ
「てんちょー、オーションて一体何なんすか」、「それはヤマモリバカを呼ぶ魔法」、「え、あ、、え?」、「オーション100%でゴワガッシ、そう呟くだけで奴がくる」、「、、そ、それが、、ハイボ?」、「あとローションて言えば俺が来る」、「はいまたハラスー」、「だからごめんってー」
乳化/微乳化/非乳化、とかでうるさく騒げる人じゃないハイボはただただこれがどれだか知らないだけよ(ゝ◞౪◟・)v
外は氷点下10℃に届く勢い、それでも今日も炸裂するハイボールマンの最終奥義「ハンブンダケヒックリガエシ」
旧人類「ヤマモリ系に生卵ですき焼きスタイルだぁおっふおっふ」、シン・人類「つくねハンバーグだぁおっふおっふ」
やや味コイメ寄りのスープにガシゴシゴワムッチのポキポキ麺に、揚げとナマの2種ニンニクと味付きセアブラが馴染む、そこにシャリタマが程よい清涼感を連れてきて、そして僕は今ただ幸せを噛みしめる
のぶの”の”?、いやきっとこれはアンパンチ時のグーだな間違いない
これは幸せになる魔法の粉だよ、、あっいや違うんです犬とお巡りさん、違う違うそうじゃないんです(((;◔ᴗ◔;)))
きっと一味でも合うんでしょう、だけどのぶ来るならまずもうこの一択、ただし今期間限定で出してる味噌はまた別ね( θོثθོ )
ハウルの城の空中浮遊
ふだんは好きなやつは最後に取っとく派のハイボールマンも、コレ系喰う時のチャーシューは早め早めに喰うのが鉄則、後ろになればなるほど溜息が止まらなくなるよマジで(((;◔ᴗ◔;)))
混ぜ混ぜしてそのまま食べるも良し、スープにつけながら喰うも良し、最後はスープにドボンして喰うも良し、、そんな追加で注文できる”和え野菜”システム、、この斬新なアイディアをいち早く導入するのは一体どこになるべがねぇ( ³⌓³)
よし、ここはやっぱり兼業麺屋はいぼ郎の開店準備を急がねば、って思うだけ言うだけはタダなのねん( θ ϖ θ )
いい感じにノドガワキの準備は出来た、あとはソッコー帰って酒呑むだけよ、んでまた9時前には寝ちゃって朝の4時に起きて二度寝の喜びに沈むだけよ(ὸ⍸ό)✧
アイツは夜にやってくる
大寒波の真っ最中にもかかわらず、藤崎【らーめんのぶ】に現れたのは現役5時から男ハイボールマン。
その目的は毎日17時から数量限定で提供するという【豚中華】税込1,000円、それはヤサイマシもアブラマシも出来ちゃういわゆるひとつの悪魔の手先メシ。
単にニンニクアブラなスープにヤマモリモヤシ、だけじゃないスペシャル感にあふれた一品。
生キザミの他に野菜・背脂の上に散らしたフライドガーリックと、2種のニンニクが舌はもちろん目にも鼻にも毛穴にだって優しいわけで。
シャリシャリにおろした玉ねぎ、通称[シャリタマ]がほどよい清涼感を生み、その横に落とした卵黄がなんともいえない背徳感とコクを生む。
専用に作り上げた特製自家製極太麺はズルガブムッチョでボッキボキ、きっと前世は割り箸、しかもちょっとお高めの割り箸。
それらがすべてややコイメのコッテリスープの中で溶け合って混ざり合う、んで漏れるンッフウのなんと香ばしいことか。
ふむふむやっぱりらーめんのぶは何を作ってもセンスある、もう10ヤルデバナ進呈しちゃう。
だけど、ハイボールマン的1番のトピックスはヤマモリ不在の地だったこの辺で、夜だけとはいえ腹一杯に喰えるようになったってこと。
こりゃもう商売ってよりCSR、つまり社会貢献の一杯てことなのねうんうん追加で2億ヤルデバナもあげちゃおう、、ごちそうさまでした(ㆁ × ㆁ)
店舗情報
らーめんのぶ(らーめんのぶ)
所在地 | 〒038-3802 青森県南津軽郡藤崎町藤崎中豊田45−6 |
営業時間 | 11:00〜20:00 |
定休日 | 木曜 |
オーダー | 券売機 |
支払方法 | 現金 |
駐車場 | 目の前とか目の横とか |
備考 |
メニュー
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コメント
コメント一覧 (4件)
五所川原市みどり町にある「赤城食堂」の味噌チャーシュー食ってみへ。
必殺仕置人さん、本ブログの検索窓で「赤城食堂」、、検索してみへ。(;´∀`)
弘前市セブン取上2丁目店隣にもつ煮込み専門店ができたような…
ままままままじすかっΣ(・∀・;)