スッタモンダ続きだった東京オリンピックも、開会までようやくあと数日と迫っていたこの日、青森市篠田界隈で一人震える男がいた。
男の名はハイボールマン、五輪の聖火よりもブラックニッカクリアハイボールに溺れる男。
「どしたん、ハイボちゃん、そんなガクブルしちゃってからに」
ハイボ「その声は神様、、じっ実は、、」
神様「あー待って待って言わないで当てるから、、えーとズバリ、欲しいバイクが買えないとかいういつもの・・」
ハイボ「、、違います。」
神様「あー、んじゃアレだ、年頃の一人娘が自室にこもる時間が長くて寂し・・」
ハイボ「、、違います。」
神様「刈っても刈っても庭の雑草が伸びちゃ・・」
ハイボ「、、腹が、」
神様「減ったの、、?」
ハイボ「・・・テヘッ」
神様「・・・。」
今日のランチは自分の中にいる神様の言う通り、だからハイボールマンは篠田のアソコで今日も喰うッ!( ˊ̱˂˃ˋ̱ )
駐車場のない丸海鳴海篠田店に、どういうワケか生協方面からテクテク歩いてきたハイボールマンがおったとさ(ฮิ౪ฮิ)
カウンター6席にテーブル1卓、さらに小上がりが2卓ってことはつまり全部であのそのえーっとえっと(;´Д`)
ゴハン片手にチャーマヨ丼喰ってビール飲む、そんなハイボを見かけたらそれはきっと偽物に近い本物です●ට⌓ට●
へぇ、特盛も出来るんだぁ、おっふオニギリもあるんだねぇ、、ん?、あ、あれは、、
つ、つけそばだでば、、グイッと持ったらドブンと浸けて、ズルルンズルルンズールーールン♪って皆で歌って踊るツケソバだでばっෆ◕ㅂ◕ෆ
そんなつけそば喰うなら大を選ぶのはマストだしょ、だけどそれにトッピングしたら大台超えの1,100円、、ぐぬぬぐぬぬぬ(;´Д`)
ていうビンボハイボを横目に迷わず中トッピングを選ぶブルジョワジーなオツレサマ
ええ眺めやぁ、ダイソーで値切る女子アナを遠目に見てるぐらいのちょうどええ眺めやぁꆧεꆧ
ラーメン屋さんで一眼構えてる人を見かけました、きっとその人はラーメン屋さんに「ラーメン」じゃなくて「作品」を求めたのでしょう ꉨڡꉨ
セアブラ、メンマ、チャーシュー、ネギ、レモン、それに真ん中のは海苔かなそれとも紀香かな、違うよそれは煮干粉もしくは紀世彦もしくは冬彦よ( ʘ̅◡ʘ̅ )
カンスイを抑えた真っ白い自家製中太麺を甘辛酸っぱいスープにドボン、、おっふ想像以上の酸味がガツンと前に( ෆຶ⍛ෆຶ)
レモンとセアブラなんて合うハズが、、って、あっトンカツぅ(;´Д`)
スープの中にもちゃんといっぱい入ってるチャーシュー、砂の中のダイアモンド探すみたいなときめきだでば( ꉺ∀ꉺ )
まだまだ冷えて固い肉をどう美味く喰うか、全ては喰い手の育て方次第
スープが熱いうちにドボンする、、これぞウマ娘を見て学んだ調教の秘訣( ・ิ౪・ิ)
さて、、この酸っぱいスープをどうしてくれよう、、(*´◉◞ρ◟◉)
たとえどんなに大きな山でもいつか乗り越える日がやってくる、そう、いつだって大事なことは山盛り麺が教えてくれた((ඏ.̫ඏ*))
始まりがあるから終わりがあるし、終りがあるから始まれる、つまり麺食とは人の縁っていう((;,;; ิ;;◞౪◟;; ิ;))
「味を継ぐもの継がせるもの、まさにジョジョの奇妙な中華そば」
その昔、鳴海のマルカイの味に惚れ込んだ1人の女性がいた。
彼女は来る日も来る日も通い詰め、その煮干汁に浸る特徴的なあの極太麺を貪り続けていたという。
まさに生粋のマルカイスト、丸海鳴海の女王蜂。
そんな彼女に、とある日大きな転機が訪れる。
マスター「ウチの味、継ぐ気はねぇがあ?」
女王蜂「お、おっふ!?」
マスター「ウチの味をこれからの時代にも残してけねがあ」
女王蜂「だ、だけんど、、」
マスター「オメなら出来る、いや、オメにしかでぎねぇ!」
女王蜂「ぐぬぬ、ぐぬぬ、、、オラ、、やる、頑張るっ!」
マスター「バンザーイ!バンザーイ!」
、、そうしてこの女性は鬼の修行の日々の末、ついに丸海鳴海のクイーンとなったのだ。。
っていういつものハイボの妄想劇場が実際にあったかどうかは置いといて、またまた行ってきました篠田のマルカイ。
しかも食べたのはこんな暑っつすぎる毎日には嬉しい期間限定ツケソバ2021。
山のように盛られた無カンスイ麺、それだけでもう昇天寸前。
浮いたスライスレモンが見るからにさわやかで、やっぱりもう昇天寸前。
それらをドブンしてズルッてススッてハムハムゴックンしてみたら、、ハイそのとーりの昇天寸前。
ジョッキリ煮干しスープにセアブラチャッチャ、さらにレモンから押し寄せる酸味の津波、、なるほど、こりゃ新感覚だじゃ。
ただ、人によってはその酸っぱさにオッフしちゃうかも。
個人的にはスライスレモンは別皿で、お好みや味変の都合に応じて足していければ嬉しいな、と思ったり。
だけどこんだけラーメン作りの感性がフレッシュってのは、なんだか喰ってるコッチも嬉しくなっちゃうね。
もちろんそれは男だからとか女だからとかじゃなく、単にその人のセンスが秀でてるっていう意味合いで。
「創業ウン十年の鳴海マルカイの歴史ば次の世代にもヨロピクね♪」
当時はまだまだクイーンじゃなかった一人のマルカイファンに、覚悟決めてそう言っただろうマスターの判断は、きっとズバッと見事にハマったってことなんだべね、うん。
こりゃ、、もうジョジョだでば。
数奇な運命の螺旋を泳ぐ、ジョジョの奇妙なラーメン譚だでば。
なるほどなるほど、これだからラーメン食べ歩きはやめられない。
ありがとう、、そしてサンキューベリマッチ、ごちそうさまでした( ੈჰ ੈ)
丸海鳴海中華そば 篠田店
営業時間:11:00〜15:00
定休日:なし
駐車場:なし
コメント
コメント一覧 (2件)
人のいい丸海のおやっさんを口八丁でまるめこんで作られたお店。
ラーメンの味も知らない女が出店する為だけに1カ月修行???して味だけ真似てみただけ。
結果流行りのつけ麺やりだす始末。
正当な暖簾分けという意味では、高長まるしげのみ。
詳しい事情は分かりませんが、当事者同士の納得あっての今の形であれば良いのではないでしょうか(;´Д`)
修行して、暖簾分けして、店出した、、それは事実。
あとは消費者個人個人で判断すればいいものと思います(^_^;)