ハイボールマンにだって誕生日はやってくる。
歳数が増えていくことになんの抵抗もないオジサンだもの、今までもきっとこれからだって変わらずバースデイ=ハッピーデイ。
いつもよりちょっとだけ贅沢なもの食べて、普段は買えないイイ酒呑んで、ケーキにローソクたてて歌うんだ。
さらに忘れちゃいけないのがプレゼント。
この1年にたった一度の記念日を、より華やかに彩るちょっとしたモノが絶対不可欠。
そう信じるハイボールマンの元に、話は突然にやってきた。
「なぁハイボ、ギター買わね?、あの高級ギターの代名詞的存在ポールリードスミス、そのSE版ながら本家と同じトランパスグリーンカラーのしかもベベルドトップ仕様でバードンインレイのカスタム24…」「買う゛ッッ!」「ひ、ひいいッ!」
♪ハッピバースデートゥーミー、ハッピバースデートゥーミー、ハッピバースデーディアハーイボー、ハッピバースデートゥー、、、ミッ!♪(ఠ◞≼皿≽◟ఠ)
見てよこのオーラ、もう隠れきれないオーラがオッラオラっしょ( ´✧≖◞౪◟ゝ≖)
光の当たり加減とかカメラの露出加減でその表情をガラリと変えてくれるトラ杢トップ、さすが15mmモノホンメイプル、やるでばな(✦థ ェ థ)ノ
カラーコードはトランパスグリーン(TrampasGreen)、サロンパスでもトランポリンでもホラン千秋でもないトランパスグリーン
広いレンジで評判のいい純正ピックアップ85/15″S”、それを捨ててまでハイボールマンが付けたかったのは手持ちのダンカンピックアップだったとか
フロントPU:SH-1(通称’59、伝説のPAFを再現した素直なサウンドをウリにする、誰もが知るリプレイスメントピックアップの超定番)
リアPU:SH-11(通称Custom Custom、かのEVHが愛用してたとかどうとかの逸話が残るこれまたダンカンPUの超定番、SH-4(JB)の飽和っぷりについてけない人にピッタリなやづ
初期SEとは違って、ここ最近はボディトップにカーブがついたベベルド仕様でおなじみのPRS、見た目9割のハイボはこーゆーのにホント弱い(◑ω◑)
さらに差し込むだけで使えるアームトレモロ・ユニット、フェンダータイプに比べて肉厚のブロックが使われるもちろんPRSパテントの専売品
この角度だけで呑める人、きっと朝までハイボと呑める人
初期SEで不評だった旧ロゴだってこの通り、USA版同様のカッチョイイ”Paul Reed Smith”の刻印が嬉しすぎ(✿ ◜◒◝ )
今回のPRS SE購入に合わせて仕入れたGotoh製マグナムロックペグ、新品で買ったのなんて何年ぶりだべがぁ、ってところにハイボテンションの上がりっぷりが出ちゃってる(✧≖‿ゝ≖)
ナットはもちろん牛骨製、切り欠きヤスリ持ってないハイボが唯一ショップに頼んだオーダーモン
OAK製3wayスイッチにベルデン製ケーブル、CTSポットにSprague製オレンジドロップコンデンサ、、ええかこれつまり、超・定・番、だッ!(´౪`)
メイプルネックのセットネック、ネジレにもソリにもなんとなく強いような気がする、いやほんともうなんとなくそこはかとなく
ハイボ的一番のお気に入りポイントが実はこのカッタウェイ部分だったりするのです、、カラーによっては塗り潰されるこの部分がこいつは材の地層がハッキリしているのです、つまりこれもう悦なのです( ˊ̱˂˃ˋ̱ )
無く子も黙るPRS伝統のバードインレイ、ほんと若い時のハイボなんてコレ見るだけでベソかきながら膝から崩れ落ちて途方に暮れたもんだよ、うんうん(;´Д`A
ほーら鳥さんが飛んでるよー、うふふ、うふふふふー
トーンノブはもちろんプッシュ/プル、引っ張ればハムバッカーがシングルに、押し込めばシングルがハムバッカーに、っていう興味ない人にはチンプンカンプンなテクノロジー(ゝ◞౪◟・)v
ボディバックのマホガニーも見るからに目の詰まったイイ材で、ほんとコレで呑めちゃうハイボみたいな人がどっかに存在してますよーに(;´д`)
ギターが階段登っていった、いや降りてきたんかな、とかハイボみたいに言えちゃう人がこの同じ空の下のどっかで幸せでありますよーに(;´Д`A
えっぐっ、このエヂカラ、えっぐっ(*ꏿ⊿ꏿ)
弾いてみた感じ
さすがはレスポールとストラトのいいとこどりと言うべきか。
構えたときの抱き心地、スケール感、所有欲を満たすそのリッチな見た目、弾き易さ、もうすべてが高得点の優等生ギター。
ピックアップは前後ともにダンカンPUに換装済。
フロントSH-1は別名’59の名の通り、素直なヴィンテージサウンドで手元のトーン操作次第でどんな曲調にも抜けてくる。
リアSH-11はこれぞザ・EVHブラウンサウンド担ってるぜ!な存在感、馬力出しながらもまだまだ余裕を感じさせる奥深さが素敵。
アームの動きもまろやかで、PRS SEシリーズの泣きどころとして有名なチューニングの甘さもゴトーのマグナムロック&ワンオフの牛骨ナットで無問題。
トーンノブ引っ張った時のコイルタップも、セレクター位置のピックアップに全対応で使い勝手はとても良し。
そんないいとこだらけの本ギター、だけど何より最高すぎるのはやっぱりこの見た目よね。
人は話し方が9割、ギターは見た目が9割。
ほんとイイギターがあると酒量が増えちまってしょうがない、それでも今夜もコイツを眺めながらひとり酔うとしよう(;ಥ;ω;ಥ;)
スペック
Neck:Maple
Scale Length: 25″ (635 mm)
Body Back: Mahogany
Body Top: Flamed Maple
Fretboard:Rosewood 24frets
Bridge: PRS SE Original
Saddle: Graphtech
Nut: Bone
Peg: Gotoh MagnumLock
Pickup Configuration: HH
FrontPU: SeymourDuncan/SH-1 Zebra [’59]
RearPU: SeymourDuncan/SH-11 Zebra [Custom Custom]
Controls:Master Volume, Master Tone, OAK 3-Position(FrontPU / MIX / RearPU)
POT: CTS A500
Capacitor: Sprague OrangeDrop 715P 223J(0.022uF)
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